正東津の海へ列車旅|砂時計公園とレールバイク、岩の海岸を歩く
2006年の正東津の村と海水浴場を見下ろす景色列車を降りたら、もう海が近い。江陵市の南にある正東津(チョンドンジン/정동진)は、駅と砂浜が寄り添う小さな海辺の町だ。日の出の名所として知られるが、昼間の列車で訪れ、波を眺めて帰るだけでも、この場所らしい旅になる。
車なしで半日ほど過ごすなら、正東津駅を起点に海辺を歩き、砂時計公園へ向かうコースが組みやすい。途中で食事やお茶を挟み、駅へ戻る。海岸の景色をもっと近くで見たければ、レールバイクか、崖沿いの「パダプチェギル」を一つ加えよう。両方を詰め込むより、乗って眺めたいのか、自分の足で歩きたいのかで選ぶほうが、海で過ごす時間を確保できる。
山の斜面に船を模した建物が見えるのも、正東津ならではの眺め。海岸から見上げる景色と、それぞれの施設の見学は別に考えたい。目に入った建物を全部訪ねるより、駅、砂浜、公園という近い範囲をゆっくり巡るだけでも変化がある。
予約する駅名は「正東津」まで確かめる
海が近くに見える正東津駅のホームと線路正東津駅では、線路のすぐ向こうに海が広がる。山と海の間を列車が通り抜ける風景は、鉄道が好きな人にも見逃せない。撮影だけを目的に構内へ入れるかどうかは駅の案内に従い、浜へ向かうときは駅の出口から歩こう。
列車を予約するときに間違えたくないのが、江陵駅と正東津駅の違い。江陵駅に着けば目の前がこの海岸、という位置関係ではない。コレイルの訪問日の検索で「정동진」を指定し、直通か乗り換えが必要かを確認する。帰りの列車も一緒に決めれば、海岸にどれくらい滞在できるかが分かる。
初めてなら、駅の周辺で海を眺めてから南の砂時計公園へ。波打ち際まで下りたり、途中の店で休んだりしながら進める。公園まで行ったところで帰りの時間を見直し、駅へ歩いて戻る分を残しておこう。日帰りでも、移動のたびに車を呼ばずに過ごせるのが、このエリアのよさだ。
一年を表す大きな砂時計
2015年の砂時計公園にある大型の円形砂時計砂時計公園の主役は、丸い外枠に収まった巨大な砂時計。新しい千年を迎えるために造られ、2000年から動き始めたモニュメントで、上から下へ砂が落ちる一年という時間を表している。手のひらに載る砂時計をそのまま大きくした形ではなく、円形の輪郭や足元のレールにも時間の流れを重ねた作品だ。
町が広く知られるきっかけの一つは、1995年の韓国ドラマ『砂時計』。海辺の駅がロケ地になり、作品名を受け継ぐ公園も生まれた。ドラマを見ていなくても、駅から歩いてきたあとにこの由来を知ると、町と公園の名前がつながる。
公園には日時計もあり、松やベンチのある場所で休憩できる。砂の上を長く歩くのが大変な同行者がいるなら、整備された園路を中心に海を眺めるとよい。海岸の岩場や、離れた探訪路まで同じ歩きやすさだと考えず、公園内で過ごすだけのプランも選べる。
もう少し屋内で見学したいときには、列車の車両を利用した正東津時間博物館も候補になる。時計や時間を扱う展示は公園のテーマとも相性がよい。公園とは別施設なので、入館する場合はその日の開館案内と料金を確かめてから向かおう。
大きな砂時計は、時計の針のように今の時刻を読む機械というより、時間を目で感じる造形物だ。運営者は、上の砂を未来、下にたまる砂を過去、落ちていく砂を時間の流れとして説明している。ガラス面には十二支も刻まれ、円形の輪郭は昇る太陽や時間の無限性、下のレールは時間の連続性を表す。形の意味を知って見ると、海辺に置かれた巨大な砂時計以上のものとして楽しめる。
隣の日時計では、矢印の影を使って時刻を読む。運営者の解説によると、矢印は地球の自転軸と平行で、その先は北極星の方向を向く。砂の移動で一年を表すものと、太陽の光で時刻を知るものを見比べると、「時間」を題材にした公園の構成が分かりやすい。子どもとなら、砂が示す時間と影が示す時間の違いを話しながら回れる。
公園の公式バリアフリー案内には、緩やかな移動路、多目的トイレ、授乳室とおむつ交換台、車いす・ベビーカー貸出し、触知案内板と点字ガイドブックが挙がっている。車いすで近づける海の撮影スペースも整備されているため、砂浜へ下りることが難しい人も、公園内で海と一緒に過ごす計画を立てられる。貸出しや利用場所は到着時に案内を確かめよう。
レールバイクは、乗る回を先に決める
線路の上を走る二人乗り・四人乗りのレールバイクなら、座った目線で海岸を楽しめる。目的地へ移動する列車ではなく、コースを巡って戻る体験施設だ。まず乗りたい回を決め、その前後に砂時計公園や食事を組み合わせると動きやすい。
2026年10月12日確認の公式FAQでは、正東津駅のレールバイク売り場で乗車券を受け取り、係員の案内で乗り場へ移動する。予約客は出発10分前までの発券が案内されているので、列車を降りてすぐの回を選ばず、売り場まで歩く時間も見込んでおこう。集合場所は予約確認書でも確認できる。
電動の補助はあるが、坂などではペダルも使う。車いすに乗ったままの利用はできず、折り返し地点で一度降りる行程もあるため、乗り移りが難しい人は予約前に条件を相談したい。歩く負担を減らしたい場合でも、どんな人にも使える移動手段とは限らない。
当日の空き待ちに時間を使いたくなければ、公式予約で人数に合う車両を選ぶ。海を歩いて見るか、レールバイクで見るかを先に決めておけば、短い滞在でも行ったり来たりせずに済む。
日の出を見たいなら、前夜のうちに浜への道を決めておく
赤く染まる夕空の下の正東津海水浴場と訪問者正東津の朝は、水平線の上の雲が少しずつ色を変えるところから楽しみたい。日の出の時刻だけに合わせて駆け込むより、少し前から砂浜で待つと、海と空が明るくなる様子をゆっくり見られる。太陽がくっきり見えるかどうかは、雲次第だ。
日の出が旅の目的なら、日付ごとの時刻を調べ、そこに間に合う交通手段か宿泊を選ぼう。昼間の駅到着を前提にした行程を、そのまま早朝に当てはめることはできない。前夜のうちに宿や降車場所から浜へ出る道を確かめ、暗いうちは足元の分かりやすい広い場所で待つと安心だ。
早朝は開いていない飲食店もある。温かい店内で朝まで待てるとは限らないので、風を防げる上着を用意しておきたい。朝が苦手なら、日の出にこだわらず昼の海へ。列車が通る音と波の音を聞きながら、砂浜や公園で過ごす時間にも、正東津を選ぶ理由がある。
パダプチェギルへは、片道を歩いたあとの移動まで考える
正東深谷海岸扇状道の闘笠岩と波波が削った岩や、海に迫る崖を間近で見たいなら、「正東深谷パダプチェギル(정동심곡 바다부채길)」へ。砂浜の散歩とは趣が変わり、岩の輪郭や地層を眺めながら海沿いの探訪路を進む。兜に見立てられたトゥグバウィなど、形の違う岩を探す楽しみもある。
運営者の案内では、正東港側の正東チケット売り場から深谷港側の売り場まで約3.01km。駅前の浜からそのまま始まる短い遊歩道ではない。入口までの移動に加え、反対側へ出たあとにどう戻るかを決めておこう。車を置いた場所に戻る場合も、徒歩で往復するのか、交通手段を使うのかで必要な時間が変わる。
この道は有料で、荒天や高波などにより閉鎖される。海岸へ行ける日でも探訪路に入れるとは限らないので、出発当日は公式サイトの開放表示を見てから向かいたい。入場締め切りと閉場時刻も区別し、終わりの時間ぎりぎりに到着しないようにする。
探訪路の途中にトイレはなく、鉄板の床や段差もある。歩く距離に不安がある場合は駅前の海と公園に絞り、岩の海岸は別の日に回してよい。海辺で休む日と、海岸をしっかり歩く日。どちらを選ぶかが決まれば、正東津の旅はずっと組み立てやすくなる。
出典
2026-10-12 확인
https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=intro&xid=opentour_intro
https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=guide&xid=opentour_guide
https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=intro&xid=opentour_location
https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=intro&xid=opentour_infor
https://www.railtrip.co.kr/homepage/jeongdongjin/0402.php
https://www.railtrip.co.kr/homepage/jeongdongjin/0101.php
https://searoad.gtdc.or.kr/buchae_intro.html
https://searoad.gtdc.or.kr/
https://searoad.gtdc.or.kr/buchae_info.html
https://searoad.gtdc.or.kr/buchae_location.html
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https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=guide&xid=opentour_guide
https://gtdc.or.kr/opentour/dzdocument.php?xch=intro&xid=opentour_infor