春川・明洞タッカルビ通りへ|名物の食べ方と中央市場、旧市街の歩き方
鶏肉やキャベツなどの具材をのせたタッカルビの鉄板大きな鉄板で鶏肉とキャベツを炒め、最後は残ったタレでご飯を焼く。春川(チュンチョン)へ来たら、このタッカルビを旅の主役にしてみたい。明洞の専門店街なら、食後に市場や商店街を歩けるので、車がなくても一食だけで終わらない街歩きができる。
春川の明洞は、ソウルの明洞とは別の場所だ。地図には「춘천 명동 닭갈비골목」と、都市名まで入れて検索しよう。明洞通りは街の中心となる商店街で、その裏手にタッカルビの店が集まる区画がある。
タッカルビは、名前にカルビが付いても牛の骨付き肉の料理ではない。鶏肉を使い、鉄板で野菜と炒める方式と、炭火で焼く方式がある。日本でチーズ入りの料理として知った人も、ここではまず肉と調理法から選んでみよう。
韓国観光公社の通り紹介によると、1970〜80年代に店が増え、専門店街が形づくられた。現在の営業時間や休みは店ごとに異なる。食事を中心に明洞と中央市場を歩き、時間があれば石塔や教会へ足を延ばすと、春川の旧市街を一日で知る手がかりになる。
ソウルから春川駅へ。食堂街までは少し歩く
春川駅のホームと停車中の列車公共交通なら、京春線の電車やITX-青春で春川駅へ向かう方法がある。ITX-青春は通常の地下鉄・電車とは異なる列車なので、利用する便に合う乗車券を用意しよう。単に京春線のホームへ行けば、どの列車にも同じ条件で乗れるというわけではない。
春川駅と明洞は徒歩でつなげられるが、食堂街が駅の出口に直結しているわけではない。街の様子を見ながら歩く時間を取り、雨や暑さが厳しい日はバスやタクシーを使ってもよい。食事の開始時刻を、列車の到着直後に合わせすぎないようにしたい。
春川には南春川駅の周辺や昭陽江ダム方面にもタッカルビ店がある。店名で探している場合は、明洞の店かどうかを地図で確認しよう。同じ春川名物でも、町歩きと組み合わせやすい立地とは限らない。
帰りの列車が決まっているなら、待ち時間と調理時間を見込んで食事を早めに。駅までの移動を最後に残し、出発直前に鉄板が運ばれてくるような予定を避けたい。食後の散歩を短くすれば調整できるよう、最初は明洞と中央市場だけを組み合わせると分かりやすい。
鉄板か炭火か。注文前に決めておきたいこと
鉄板タッカルビは、コチュジャン系のタレをまとった鶏肉に、キャベツ、ネギ、サツマイモなどを合わせて炒める料理。肉のうまみと野菜の甘みが混ざり、一つの鉄板を囲んで食べる楽しさがある。韓国語では「철판 닭갈비」と書く。
炭火焼きは「숯불 닭갈비」、読みはスップル・タッカルビ。肉を焼く香ばしさを楽しむタイプで、店によって塩、しょうゆ、辛いタレなどの選択肢がある。すべての店が両方の方式を用意しているわけではないので、食べたいほうが決まっていればメニューで確認してから入ろう。
鉄板の店を探す際の具体例として、韓国観光公社の食案内は、明洞の「ウミタッカルビ本店(우미닭갈비 본점)」を紹介している。店名を一つの目安にしつつ、今のメニューや待ち時間、席の形式を自分たちの条件で比べたい。
値段は一人前の表示か、一皿の表示かを見よう。一人旅では最低注文数を入口で聞いておくと、席に着いてから量に困りにくい。麺、餅、チーズなどの追加具材は「サリ」と呼ばれ、別料金になることがある。基本の一人前に何が入るのかも、店によって違う。
辛い料理が苦手なら、味付けの調整ができるかを注文前に相談したい。チーズを足せば必ず辛くなくなる、というものではない。鶏肉だけで食材を判断せず、苦手な材料や避けたいものはタレと追加具材も含めて伝えよう。
鉄板の肉が十分に焼けたら、まずはそのままひと口。葉野菜が付いていれば包んで食べると、食感が変わる。スタッフが調理する店では、食べ始めてよいタイミングを教えてもらおう。
締めのポックンパッは、残ったタレを使う炒めご飯。最初から麺もご飯もたくさん頼まず、これを食べる余地を残しておくとよい。もう一つの名物、マッククスはそば粉の麺を使い、冷たい汁や薬味ダレで味わう料理だ。両方を一食で無理に詰め込まず、同行者と量を相談して楽しもう。
食後は中央市場へ。暮らしの品が並ぶアーケードを歩く
屋根の下に衣類や帽子が並ぶ春川中央市場タッカルビの店を出たら、明洞通りの商店街へ。服や靴、化粧品の店、カフェがあり、地元の人の買い物と観光客の食事が同じ街で重なっている。名物料理を食べに来たついでに、春川の日常を少し見られる場所だ。
春川中央市場は1960年に開設された常設市場。アーケードの下には、衣類や帽子、生活雑貨、食材などを扱う店が並ぶ。市場と聞いて屋台料理だけを期待するより、普段の暮らしに使う品を眺めるつもりで歩くと面白い。
雨の日にも歩きやすい区画はあるが、食堂街から市場までの道がすべて屋根でつながっているわけではない。市場の中でひと休みし、天気が落ち着いたら外の商店街へ戻るなど、範囲を小さく変えながら回れる。
ドラマに関心があるなら、明洞通りは『冬のソナタ』ゆかりの街としても知られる。作品の記憶を重ねながら歩くのもよいが、今も営業する商店や人の往来を含めて眺めたい。ロケ地の雰囲気だけに絞らず、日常の商店街として楽しめるのがこの一帯の魅力だ。
さらに歩きたい人は育林峠(ユンニムコゲ)方面も候補になる。明洞の平らな通りとは違い、坂や段差のある路地が加わる。カフェを一軒選んで立ち寄るくらいにすると、食後の散歩としても無理がない。足元が気になる人は、明洞と市場の範囲だけでも十分だ。
街角の七層石塔に、春川の長い時間を見つける
市街地に残る春川七層石塔料理と買い物から、少し趣向を変えたいなら春川七層石塔へ。大きな寺院の奥ではなく、市街地の道路や建物のそばに塔が残っている。町が変わりながら、古いものが一つ受け継がれてきた風景が印象的だ。
国家遺産庁の解説では、高麗時代中期ごろに造られたと考えられている。幅広い基壇に細い塔身が載り、上へいくほど小さくなる七つの層が伸びる。少し離れて全体の比率を見たあと、屋根石の端や基壇の模様を眺めてみよう。
かつて忠円寺に属したのではないかと推測されているが、寺の全体が今も残る場所ではない。朝鮮戦争で損傷し、その後に修復されている。欠けた部分と整えられた部分を、案内板の説明とともに見ると、保存されてきた経緯にも目が向く。
石塔はタッカルビ店の並ぶ同じ路地にあるわけではない。地図で「춘천 칠층석탑」を別に指定し、寄り道の距離を確認してから向かおう。短い時間で一つの文化遺産をじっくり見たい人に向く立ち寄り先だ。
白い昭陽路聖堂まで足を延ばすなら
階段の上に建つ白い外壁の昭陽路聖堂建築が好きなら、鳳儀山側の昭陽路(ソヤンノ)聖堂も候補に入れたい。木々の間に白い壁と曲線的な形が現れ、にぎやかな商店街とは空気が変わる。高い尖塔を見上げる教会とは違った、小さな建築を見る楽しみがある。
春川市の紹介によると、半円形の平面を取り入れ、祭壇を中心に信徒席を扇形に配置した近代の教会建築だ。外から丸く連なる壁を眺めるだけでも、その形の特徴が伝わってくる。
ここは実際に祈りの場として使われる聖堂で、観光展示館ではない。内部が公開されているかは現地の案内を確認し、礼拝中は外観を見るだけにしよう。階段と勾配があるため、明洞の商店街と同じ歩きやすさではない。近くの別施設、竹林洞聖堂と名前を取り違えないよう、「소양로성당」で場所を確認したい。
半日ならタッカルビと中央市場、一日なら石塔か聖堂を追加。湖の眺めまで欲しくなったら、昭陽江や衣岩湖へは別の移動時間を取り、食堂街の隣だと考えないこと。名物の一皿をきっかけに、暮らしの店と街の歴史に触れる。それが春川・明洞をゆっくり歩く楽しさだ。
出典
2026-10-12 확인
https://english.visitkorea.or.kr/svc/contents/contentsView.do?vcontsId=108005
https://korean.visitkorea.or.kr/detail/rem_detail.do?cotid=d91b5e6a-46a2-4ae6-8470-c7ad619d90b5
https://data.visitkorea.or.kr/page/264434
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https://digital.khs.go.kr/heri/heriDetail.do?ctptNo=1123200770000&ctptUid=13898859667468200148
https://bomnae.chuncheon.go.kr/contentView?contentNo=1072
https://www.korail.com/ticket/train/trainGuide/seatingPlan
https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/whereToGo/locIntrdn/rgnContentsView.do?vcontsId=107842
https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/whereToGo/hdrdslt/hdrdsltView.do?crsSn=594638